僕は、与沢信者である。

僕は、与沢信者である。

そう書くと、一見胡散臭くうつるかもしれない。でも紛れもなく、尊敬する人物として僕はずっと彼を挙げている。

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与沢翼さんが、秒速1億円とメディアで騒がれた時、尊敬する人物として彼をあげると、確かに誰からも白い目で見られた。

でも僕が与沢翼さんを知ったのは、その頃よりちょっと前の、彼がアパレル会社を経営していたときだ。

当時彼は、アメブロで社長ブログを書いていた。

その文章に魅了され、彼自身を調べていくうちに、早稲田大学の先輩で起業家育成講座出身だということがわかった。

それからとても親近感をわき、彼の一挙手一投足を地味にウォッチしていた。

そんななか、情報商材に手をだして世間を賑わしたわけだが、彼がものすごく本質的な人だと知っていた僕は、それに違和感がなかった。

当時フリーエージェントを提唱していたが、今となっては僕もある種のフリーエージェントだし、世の中はその流れになっている。個人で稼ぐ時代は確かに訪れている。

その後、彼はIT会社を潰し、シンガポールへ渡った。投資家として生きていくためだ。

事実、彼は個人投資家として、FXや株、仮想通貨取引で、成功し、巨額の富を得た。

それ自体を未だに胡散臭いと思っている人もいるが、当時彼の投資サロンに入っていた僕からすると、それは何も本質を捉えてない。

サロンでは、大量のコンテンツを一人で生み出し、手厚いサポートもしまくっていて、超人ともいえるような努力をサロン生へみせていた。何回もリアルタイムトレードを発信していたし、実績も会員向けにみせていた。本人自体もまだ全然投資歴が浅いのに、尋常ではないほどの努力で結果を出していた。

情報商材時代に、戦略的にパフォーマンスしたことにより、日本で相当な影響力はもった。しかしその代償はでかく、誰かバックにいるだの、詐欺だの、たしかに色々ひどい言われようだった。

移住して個人投資家になったあと、ダイエット企画をTwitterで発信したことにより、彼が本物の人だと世間は手のひらを返したように認め始めたように思う。結果を出せば人は信じる。

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彼は、幼い頃から、誰よりも努力家で、超がつくほどの本質家で、地頭がよくストイックにことをなしていく。

不良で中卒だったのに大検をうけて早稲田に一年で受かったのもハンパない。

親が教師ということもあり、人へ教えるのもうまい。話し方も上手で、それが信者をあつめ、ある種の教祖的な存在感も放つ。

世間が踊らされた秒速1億時代も、戦略的にやっていたと、彼の身内の人たちは知っていた。

上っ面だけで評価するとそこまでたどり着けないのであろう。僕が思う彼の本質は、まさに、本質と努力。

成功の本質を、地で行っている彼から学ぶことは、とても多い。

先日書いた、相場から学べる人生の成功法則というこのnoteのエントリも、彼の影響を受けている。

そんな与沢さんが、新著を出した。品切れ続出でメルカリでも定価割れしていない。

秒速で予約して読んでみた。目次だけでも魅力的なので、参考程度に以下に記してみる。

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第一章◆基本の法則

「全ての根底にある大原則」

1. 一つの事に魂を売り、ブチ抜いていこう。 2. 最短・最速で圧倒的な結果を出す。 3. 自分の幸せは「お金」の上に成り立っている事実を認めよ。 4. センターピンを掴め。そして3週間、徹底的にやり切れ。 5. 成功したいなら人の意見は聞かず、ストイックに突き進め。

「魂を売った」と思えるほどストイックに何かをやり続けた事があるか?何事も最短・最速で圧倒的な結果を出す。私はいつもそう心掛けてきた。今日から一つの事に魂を売り、ブチ抜いていこう。

第二章◆ビジネスの法則

「人と群れるな。誰とも組まず、単独で突っ走れ!」

6. 会社に依存する生き方はもう終わりにしよう。 7. 常に「一石二鳥以上」を狙って、人生を豊かにしよう。 8. 「カゴの中のバッタ」になるな!エリートがラットレースにはまる罠。 9. 群れるな。成功するためには最少人数を保て。 10. 共感を求めるな1全員の想定の圧倒的斜め上をいく結果を出せ。 11. ブチ抜き続けるためには一発逆転は狙うな。「拡張性」を考えろ。 12. 人の能力自体に差はない。勝敗を分けるのは「どれだけ種を蒔き続け、失敗を積むか」。

私は群れない。誰とも組まない。一人で突っ走る事で自由を得た。その代わり、努力と責任は全て引き受けてきた。会社や強者に依存する生き方はもう古い。あなたが今を変えたいと思うなら、種を蒔き続ける事。失敗を糧に、成功を積め。

第三章◆投資の成功法則

「勝負は、チャンスが来る前から始まっている」

13. 自分をワクワクさせるものを探し、いつでも乗り出せるように心と資金を準備しておく。勝負は、チャンスが訪れる前から始まっている。 14. 「継続力」「加速力」。前に進みながら手応えを感じた瞬間にアクセルを踏み込め。 15. 10年後の自分を見据えて投資をしているか?10年あれば、人は何者にでもなれる。 16. ファンダメンタルズと風を読む。これが投資のセンターピンである。 17. 心中しても悔いはない。そのくらいの覚悟で、自分が本気で信じられるものを探せ。 18. リスクを取らねばリターンはない。ペンペン草も生えない土地に嬉々として投資できる人間になれ。 19. 他人の言葉で投資商品を買う愚か者にはなるな。 20. 運命を共にするのが投資。「継続」は「運」を上回る。 21. 人生とは投資の連続。失敗した数だけ糧になる。中途半端に手を広げず、集中して深く投資せよ。

投資のチャンスはそう多くはない。日々、準備しておかないとチャンスがいざ訪れた時、すぐに乗る事ができない。リスクを取った人にしか、リターンはあり得ない。勝負は、チャンスが来る前から既に始まっている。

第四章◆健康の法則

「一日一日を全力で。その積み重ねが大きな結果に繋がる」

22. 2ヶ月で22kgの減量。成功した理由は「強い動機」と「理想的な環境」。 23. 初動で手を抜くな。時間をドブに捨てるな。ダイエットも最短・最速を貫け。 24. 血糖値をコントロールし、肥満の悪循環から抜け出せ。ダイエットのセンターピンは「食べないで、鬼動く」事である。 25. デブでいる事自体が不健康。デブが健康的に痩せる方法などない。周囲の批判や反論には耳を貸さず、自分の信念を貫き通す。 26. ビジネスもダイエットも毎日が真剣勝負。一日一日を全力でやる。その積み重ねが大きな結果に繋がる。 27. むやみに俗説は信じるな。専門家のアドバイスにも惑わされるな。複雑なものは排除し、自分にとって最善のシンプルな方法を探せ。 28. 減量の本質は、生活習慣の革命。習慣次第では人は富豪にも廃人にもなれる。

あなたはダイエットに関する俗説を信じていないだろうか。専門家のアドバイスをそのまま受け入れてはいないだろうか。どんな人からの助言も、理に適っていないものは排除する。そうやって私は2ヶ月で22kgの減量に成功できた。

第五章◆情報収集の法則

「情報収集も3週間。「一人突っ込み」を繰り返し、センターピンを掴まえろ! 」

29. センターピンを掴むための情報収集・分析は3週間。まずは全体を把握すべく、「登場人物」を押さえろ。 __30. 「一人突っ込み」を繰り返し、自説への反論・悪口・対抗記事を論破せよ。 __

社会において「頭が良い」とは何か。それは、「物事の本質を捉える事」ができるかどうか、だと思う。そのために必要なのが「一人突っ込み」を繰り返し、「センターピン」を的確に捉える事。そして、情報収集・分析をする際も、「3週間」を目安にして欲しい。

第六章◆未来予測の法則

「これからの世界で起きる事を予測し、逆算して今から動こう! 」

31. 大きな「時代の潮流」を読み切れ。時代の波に乗らないとそこで成長は止まる。 32. クリエイティビティを発揮し、周囲から一目置かれる人間になれ。 33. 1国に依存するのはリスクである。世界と取引できる人間になろう。 34. 自分の「トリセツ」を知る。それが、人生をロスしない最短の方法で、パフォーマンスを最大化する方法である。 35. 自分で自分を殺すな。空気を読み過ぎる奴は負けだ。

最後に私から伝えたい事。それは、「時代の流れ」を読む事とありのままの自分を大切にする事。出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない。この本を読み終わった瞬間から自分の人生を「ブチ抜く」ための行動を起こそう。

ぜひ、お手にとってみてほしい。Kindle版ならすぐ読めます。

ブチ抜く力
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