すべての本に、この神システムを採用していただきたい

どうもこんにちは。亀井です。

最近はペア読書を良くするということもあって、紙の本もわりと買っています。

ペア読書するときのコツとして、まず最初に【はじめに】を読む、そして目次を読む、最後に【おわりに】を読む、というスタートダッシュをやるんですね。だいたい30分という限られた時間で一読しないといけないので、効率よくインプットしていかないといけないわけです。

その際には、全体を俯瞰して、 本の構成だったり、書かれている内容だったり、著者の特に言いたいことだったり、をいち早く把握するわけです。

そのためにも、こういったスタートの仕方をするがおすすめなんです。

そんなことを考えながら、今日も今日とて新刊を手にしたんですが、ものすごい本に出会っちゃいました。

フライヤーCEOによる新刊

それがこの本です。 7ABF6C48-B3D7-41C1-A225-2176C0A3632F

皆さん突然ですが、flier(フライヤー)というWebサービスはご存知ですか? 1冊10分で読める本の要約サービスです。

この本は、そのflierを提供している、株式会社フライヤーの創業者である大賀さんによって執筆されました。

フライヤーは、僕がMOVIDA JAPANというアクセラレータでアソシエイトをしているときに、参加してくださったスタートアップでもあるんですよね。当時、コンサル出身のビジネス力高めな3人によって起業され、本の要約サービスをスタートしました。

あれから、5,6年経ちまして、M&AでのEXITも経て、今もユーザーがどんどん伸びているようです。 情報過多の時代だからこそ、忙しいサラリーマンにとって要約でササッと要点を知ることができるというのはとても魅力的なんです。

この本は、そんなサービスを提供している大賀さんだからこその、とある神システムを採用した本なんですよ。

冒頭に要約を提供

それがこれ。

最高じゃありませんか?

要約といっても、16ページくらいあるんです。まさにフライヤーのUXをオフラインにもって来たようなイメージです。

何がすごいって、この要約を読んだあとに本書を読み進めると、理解力もあがるし読むスピードも爆速になるしで、なんていうか読書のコスパが鬼上がるんですよ。

そりゃそうですよね。俯瞰して要点だけ先に頭にマッピングされるので。 鳥の目で理解した後に、虫の目で細かいところを読み進められるんです。

大賀さんからもコメントいただきました。

要約を冒頭に記載するというこのシステム。すべての本で採用してほしいです。切実に。 ペア読もはかどりますね。

サイトを見てみると、本書の要約は無料で提供されてますね。ありがたい。

本書の要約

ちなみに

こちらは組織に関する本なのですが、世のビジネスマンすべてにめちゃくちゃオススメです。 コンサルとして沢山の大企業の組織形態を経験し、その後ご自身でスタートアップした彼だからこその視点で、 これからの組織はどうあるべきかを、とてもわかり易く書いてくださってます。

ぜひ、ご一読ください。

最高の組織──全員の才能を極大化する
大賀 康史
自由国民社 (2019-03-01)
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